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2004年01月07日

今使っているギターなど

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只今使用中の3台のギター
・ラーメン・ギター
この名前は通称(僕だけこう言ってる?)です。本当の名前はBlueridge guitarと言います。そしてそのドレッドノート・シリーズの中の一番安いモデルBR-40を使っています。で、これがなんと上海製。えー?そんなもん使えるのか、と誰でも疑るでしょう。実は僕がそれにお目にかかったのは、去年横浜で開かれた楽器フェアの米SAGAブースでのこと。そこで、このギターがどこで作られているかとか、そのびっくりするほど安い価格のことは知らずに弾いてみたのです。楽器フェアでは、いろいろな展示ブースからあらゆる楽器の音が騒音のように渦巻いている中でしたが、自分が弾くこのギターの鳴りが只者じゃないと感じることができました。新品なのに、6弦や5弦のベース音が腹にドーンと伝わってきたのです。そして、あれ、これ何?とそのブースの若いアメリカ人のスタッフに聞いて驚いたというわけです。このブースのスタッフは、社長のRichard Keldsenをはじめ、みんなブルーグラスを演奏します。そしてつい先ほど別のブースで彼らとジャムセッションをしたので、気軽にいろいろと聞いてみました。そしてこの安もんギターのスペックがとんでもない奴だと知ったのです。まず、ボディのブレーシング構造は、マーチンの戦前モデルと同じということ。と言うことは、スキャロップでホワード・シフトだということ。実はスキャロップ・ブレーシングだと良い音がするというのは知っていたので、昔アメリカで400ドル買ったマーチンD-28のサウンドホールから手を突っ込んで、ナイフでブレーシングを削ったことがあるのです。そうしましたら、これだけでも効果てき面、低音が俄然唸るようになったのでした。しかしその後時がそんなに経ないうちに、そのギターは盗難に会ってしまい、その後手にしたのはD-45のカスタムモデルでしたし、その次は1956年のD-18でしたから、楽器つくり素人の僕が手探りでブレーシングを削るなんてアホなことはしませんでした。しかし、マーチンの戦前モデルへの憧れはずうっと引きずっていましたが、そんなの高くってとても買えたものじゃありません。で、この安物ラーメンギターがその思いを叶えてくれたのかというと、そこまでの物では決してありません。だって、ボディのトップだけはシトカスプルースの単版ですが、サイドとバックは合板なのです。でも一応マホガニーの合板ですけど。そして、ナットとサドルはプラスティックだし、弦を留めるブリッジのエンドピンも安そうなプラスティック、いやセルロイドに近いかな。でもこのギターの唸りだけは買いなのです。今まで持ったことのあるあらゆるギターの中で一番でかい音がします。ただ音色は多少がさつなところや、サスティーンがちょっと足りないところがあり、一度市販のエボニーのエンドピンを買ってきて付けてみようと思いましたが、穴が狭くて不可能でした。くらま楽器の店主が穴を広げてくれるというので送ってみようかと思います。え?これがいくらするのかって?聞いて驚くなよ。日本に輸入される値段は6万円を切るでしょう。どこで買えるのかって言いますと、現在これを置いてあるショップが日本には有りません。でも、米SAGAでは僕には送ってくれると言っています。試したい方はcall me.

2004年03月18日

ラーメンギター、その後

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安もんラーメンギターを使い始めてそろそろ5ヶ月になります。その間に自分なりの工夫をいくらか加えてみました。このギターは良く鳴るののですが、ドワーンというような多少しまりの無い音がみられたので、これを改善するためにエンドピンをエボニー(黒檀)にしてみました。ただこのギターのエンドピンの穴が狭く、リーマーで広げないと市販のピンは入りませんでした。ところが、僕はその工具を持っていない。くそー、なんだこの中国製!と怒りながら頭の隅では、あ、助け舟(窮地になるとどこからともなく現れる友人たちに感謝)がありそうだと予感がありました。その予感はなんだろうと頭を絞りましたら、そうだ、そろそろ嶋さんが来そうだということに気づきました。嶋さんと言う方は、富山で楽器の個人作家をなさっていて、Vrai(ヴレ)というブランドで、バイオリン、マンドリンやギターを作っておられます。そしてそのメープルで作ったギターを僕に提供してくださっています。その新しいギターがそろそろ出来る頃で、わざわざ我が家まで届けてくれると仰っていた時期が近づいたのでした。早速連絡して、ついでに工具を持って来てもらうことにしました。なんだ自分でやったんじゃないのか!その通り。結果エンドピンの交換は効果てき面で、どわーんという音がしゃきっと締まりました。ズン、とか、ドウンとか、なんと表現したらいいのか、お聞かせしないとわかりませんね。とにかくいらぬ余分な音が消えて、欲しい音が出てくるようになったわけです。しかしこのギターは、SAGAが日本での楽器フェアの展示用に急遽持参した感があって、フレットなどの調整もできていないようでしたし、それからしばらくして、ネックのテンションを受け持っているロッドも調整する必要があるのがわかりました。ラーメンギターはロッドの調整が簡単にできるよう、レンチの口が
サウンドホールのすぐそばにありますので、自分で簡単にネックの調整が出来ます。当初サドルの高さが低すぎると感じて、弦の切れ端をサドル下に埋め込んだのですが、このネックの調整でそんなものが必要なかったこともわかりました。そのように手を入れたラーメンギターは今とても良い状態にあります。又、1月にステージを3回ほどやりましたが、このラーメンギターを使用しましたら、お客さんや知人から欲しいと頼まれ、なんと19台もオーダーしてあげることになってしまいました。その後、メーカーのSAGAから、ラーメンギターの高級版を日本においていったから見て欲しいと連絡が入りました。そのギターとは、マーティンでいうなら、000−18GEタイプ、HD−28Vタイプ、D−45タイプなどでした。これらは僕が所有している合板製ではなく、ちゃんとマホガニーやローズウッドの単版で出来ています。これらを取り寄せて試奏した結果、仰天して直ちにキープすることにしたお話は次で。

2004年04月07日

ギターのブリッジピン

6本の弦をとめるピンのことですが、エンドピンとも言うのかな?
こんな小さなパーツでもギターの音ががらっと変わるのです。
高級なギターには、元からそれなりの性能を持ったブリッジピンが付いていますが、もしご自分のギターの鳴りに不満があったら試してみるといいと思います。しかしこのピンの素材は各種有りますから、いろいろ試してみることも楽しいです。以前使っていた1956年製のマーチンD-18では、エボニー(黒檀)のピンにしたら音がきりっと締まって気持ちよい音質になりました。又、水牛の角製にしましたら、低音弦がドローンとした音になり、なんだかベース音が大きくなったようです。ピンはほかにもブラス(真鍮)、牛骨、など沢山あるようです。値段は1500円から3000円くらいですから、チューンアップとしたら安いものでしょ。でもギターの中にはピンの穴が狭いものがあります。その場合は広げてやる必要がありますが、専用工具のリーマが有ればいいのですが、もし無ければ、近所の金物屋で売ってる丸箸型のヤスリでも可能です。楽器作りのプロから見たら無謀といわれるかもしれませんが、ここまでだったら意外と誰でも出来ると思います。あ、なんだかクレームが付きそう?

2004年04月20日

ギターストラップのかけ方

ブルーグラスプレーヤーのほとんどは、ボディにネックが接続されている部分にストラップピンをねじ込んでいます。するとその立ち姿は、左肩(左利きの方は右肩)からストラップが真下に下りて、ギターのネックから先だけが体からスウッと伸びるわけです。これと対照的に、フォーク系のミュージシャンはギターヘッドの付け根にストラップの先端を巻きつけています。そうしますと、なんだか田舎の送電線のように、肩からネックに向かってストラップが延びてしまっているのですね。このようにその立ち姿にもかっこよさの違いが出てくるのではないでしょうか。又、ストラップを架ける位置によって、ネックにも大きな力がかかってしまうのも事実です。細長いネックは非常にデリケートで、ギターを鳴らしてからネックを前後にちょっと力を加えてやるだけで、音が上下してしまいます。まるでベンダーを使用したのと同じようです。こんなに簡単に肯動いてしまうネックの先端にストラップをかけ続けていますと、ネックのねじれや反りに影響が無いわけがありません。と思いませんか?ブルーグラスという一種のスポーツのような動きの激しい運動によって力が加わるのですから、まだストラップを肩から送電線のように伸ばしている人は、今すぐにでも位置の変更をするべきだと思います。そしてこれからストラップ・ピンを打つ人のために。
これはどこの楽器屋でもやってくれますが、ピンをねじ込む穴をまずドリルで開ける工程が必要です。その工賃を取るか取らないかで値段の差が大きくなります。でも工賃は取られても1000円程度でしょう。そしてピンの値段は100円単位の値段です。この時に注意して欲しいのは、ピンの座金の代わりにフェルトで出来たものがありますから、それをボディ際に敷いてもらうことです。ちなみに、うちの近所の楽器屋は工賃に100円しか取りませんでした。又そこでは最近べっ甲のピックをおき始めました。三角型とティアドロップがあり、値段は両方とも850円でした。安いでしょ。質はどうなんでしょうかね?あ、急に欲しくなって来ました。これから買いに行ってみよう!ではさらばじゃ。

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