今使っているギターなど

只今使用中の3台のギター
・ラーメン・ギター
この名前は通称(僕だけこう言ってる?)です。本当の名前はBlueridge guitarと言います。そしてそのドレッドノート・シリーズの中の一番安いモデルBR-40を使っています。で、これがなんと上海製。えー?そんなもん使えるのか、と誰でも疑るでしょう。実は僕がそれにお目にかかったのは、去年横浜で開かれた楽器フェアの米SAGAブースでのこと。そこで、このギターがどこで作られているかとか、そのびっくりするほど安い価格のことは知らずに弾いてみたのです。楽器フェアでは、いろいろな展示ブースからあらゆる楽器の音が騒音のように渦巻いている中でしたが、自分が弾くこのギターの鳴りが只者じゃないと感じることができました。新品なのに、6弦や5弦のベース音が腹にドーンと伝わってきたのです。そして、あれ、これ何?とそのブースの若いアメリカ人のスタッフに聞いて驚いたというわけです。このブースのスタッフは、社長のRichard Keldsenをはじめ、みんなブルーグラスを演奏します。そしてつい先ほど別のブースで彼らとジャムセッションをしたので、気軽にいろいろと聞いてみました。そしてこの安もんギターのスペックがとんでもない奴だと知ったのです。まず、ボディのブレーシング構造は、マーチンの戦前モデルと同じということ。と言うことは、スキャロップでホワード・シフトだということ。実はスキャロップ・ブレーシングだと良い音がするというのは知っていたので、昔アメリカで400ドル買ったマーチンD-28のサウンドホールから手を突っ込んで、ナイフでブレーシングを削ったことがあるのです。そうしましたら、これだけでも効果てき面、低音が俄然唸るようになったのでした。しかしその後時がそんなに経ないうちに、そのギターは盗難に会ってしまい、その後手にしたのはD-45のカスタムモデルでしたし、その次は1956年のD-18でしたから、楽器つくり素人の僕が手探りでブレーシングを削るなんてアホなことはしませんでした。しかし、マーチンの戦前モデルへの憧れはずうっと引きずっていましたが、そんなの高くってとても買えたものじゃありません。で、この安物ラーメンギターがその思いを叶えてくれたのかというと、そこまでの物では決してありません。だって、ボディのトップだけはシトカスプルースの単版ですが、サイドとバックは合板なのです。でも一応マホガニーの合板ですけど。そして、ナットとサドルはプラスティックだし、弦を留めるブリッジのエンドピンも安そうなプラスティック、いやセルロイドに近いかな。でもこのギターの唸りだけは買いなのです。今まで持ったことのあるあらゆるギターの中で一番でかい音がします。ただ音色は多少がさつなところや、サスティーンがちょっと足りないところがあり、一度市販のエボニーのエンドピンを買ってきて付けてみようと思いましたが、穴が狭くて不可能でした。くらま楽器の店主が穴を広げてくれるというので送ってみようかと思います。え?これがいくらするのかって?聞いて驚くなよ。日本に輸入される値段は6万円を切るでしょう。どこで買えるのかって言いますと、現在これを置いてあるショップが日本には有りません。でも、米SAGAでは僕には送ってくれると言っています。試したい方はcall me.